bugbushの日記

3Dプリンター等。Pegasus Touchを使用して色々出力しています。****精度は参考としてください。!!!私のプリント法、管理が間違っている可能性が高いです!!!

原因

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シリコン剥離層の焼き付き

樹脂受けの剛性不足を考慮しない原点設定

樹脂の劣化


この3つが原因でした。


現在焼き付いた位置から離した場所でプリントすることでなんとかやれてます。

ベッドが下がったときに樹脂受けが沈むのでフレームと樹脂受けの間に100均の耐震ゲルを挟みました。

又失敗

同じ失敗だったので原因はベッドの荒さではない事がわかった。



次はワークの向きを反対にする。

密度を下げ密着率を下げる

原点を0.5上げる(合計1mmのすき間)



この3点で原因を探る。



恐らく解決するんじゃないだろうか。
原因を特定しにくいけど(




そういえばソフトがアップデートしたけど説明が無い

ピッチ精度にクリア樹脂用とそうでない用のオプションと
サポートのマニュアル作成が増えたぐらいか。

対策

樹脂が剥離した件について。


ベッドの表面フキフキして撫でてみたら表面がつるつるになっていた。


原因はこれだろうと思い、#60番のやすりをかけてみたが
何故かツルツルに。
(もともと表面に粒子のような物が吹きつけられていて、その粒子で表面粗さを形成していたと思われる)



やすりは諦め、ヘラの先端でガリガリひっかきキズを付けて表面を荒くした。




それとサポートは太めに設定しておいた



これで改善されるか解らないけれど因子は一つづつ潰していくに限るのでとりあえずこのやり方でやってみる。

造形失敗 FSL3D 光造形法(SLA3D)3Dプリンタ

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失敗した。


原因はベッドからの剥離



剥離する原因は


樹脂プールとベッドの接触時、樹脂プール側の方が吸着力が高い事だと思われる。

今まで成功してきて今回失敗した原因は

ピッチ精度を0.025に変更し、出力した。
 ・・・ピッチ精度はZだけでなくXYZすべての精度であったということだ。
    樹脂プールに引っ張られていたという事は密度が高いと吸着力が増すようだ。


気温が低かった。
   室温10度
出力時間が長かった(今までで最長の17H)
   ピッチを0.025にしていた事とワークが比較的大きかった
ベッドのネジ穴がベッドの吸着力の低下につながった。
   ワークの端にあたる部分に穴があり、ワークがくっつく場所の端っこであった為、穴が吸着力低下の原因となり、順に剥離していったのかもしれない。




また、サポートの接触ポイントを細かくしすぎたこともあった。

0.5mmであった為プール側にくっついた場合ちぎれてしまうのだ!

今度からは0,9あたり(デフォルト)からチャレンジしてみよう。









60mlで約600円の損!!!
時間がかかってるので75W×17Hも損した!!!!!

FSL3Dソフトウェア編

FSL3Dという光造形式3Dプリンターを使用するにあたって欠かせないのが専用ソフトウェア。

RetinaCreateというもの。

使用方法に当たってはフルスペクトラムレーザーさんのHPを参照してください。





細かい調整についての感想をレビュー。


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キノコの山を造形する場合の調整


調整と言ってもすることといえば

ワーク位置の設定
 ワーク傾きの自動設定


サポートの構築
 サポートの集積度
 サポートの形状

シェルモデルの作成
 板厚の設定
 シェル内のサポートの設定

等と熱溶解積層タイプでもありそうな設定と


zリフトスピード
bypass final check



という項目です。






それと積層ピッチは

0.1
0.05
0.025mmから選べます。









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これらの調整を誤ると造形途中にワークがたわんだり、何も無いところにレーザーを出力して、
ベッドについていかず、PDMSバット(樹脂のプール)の中で固まっていたりします。

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勉強不足なので教えてほしい所なんですが

Zリフトスピードの調整は
レーザーが走査したあとにベッドが液体樹脂から離れる”距離”(?)の調整
なんですが、
レーザー出力後、一旦離れる必要がわかりません。


自分の予想では

1、レーザーで照射した後、数秒経たないと上手く硬化されない

2、ベッドと樹脂受けがくっついてしまう。

3、一度離れた点を原点として、絶対座標で戻るのでバックラッシや樹脂受けの”たわみ”を一定にし精度を保つ。



の3つなんですけど3についてはインクリかアブソかはちょっと判断つかないです。



脱線しました。




このソフトウェアはSTLファイルを使用します。
3Dプリンタに出力するにはSTLファイルを突っ込むのではなく、STLファイルを.fslsceneという拡張子に変換して、出力するみたいです。

なのでこの専用ソフトを使用しないと3Dプリンターは使用出来ないようになっています。

それと、このソフトウェアはHPでダウンロードできます。